●本当の英才教育(知能教育)とは
「英才教育」というと頭のいい子を集めて特別の学力をつける教育力と
考えられる向きが多いようです。
しかし、本当の英才教育は、知能を高める教育であり、頭の働きを良くする教育でなければなりません。
つまり、知能教育をいうわけです。
当教室では、「憶える力」「考える力」が伸びることを知能が伸びると定義しています。
●IQを伸ばすために特別に開発された教材を使用
めばえ幼児英才教室では、特別に開発されたカリキュラム教材により
「楽しく」「遊びながら」IQを伸ばして行きます。
お子様に必要な
精神的バランス(自主性・情操性・集中力)と
知 的バランス(学力への基礎能力)を同時に養い、
創造性豊かなお子様に育てます。
●考える力を養い、知能を高める!
2才3ヶ月で知能指数116のお子様が→小学校入学時に178に!
幼児の能力は指導の仕方により、驚くほど伸びます。
幼児英才教室では全て、独自に考案した手づくりの教材を使用しており、2才3ヶ月で知能指数116のお子様が、小学校入学時に178になり、やがて超難関中学校、高校から東大へ合格しました。
普通1年間当教室に週1回(1回50分)通うことにより、平均知能指数は20前後上昇します。
又、脳重量の発達曲線から推定しても0才から12才こどまでの間に脳の大体の発達が完了することが証明されています。
特に、0才から10才まで、脳重量の発達は著しいものです。
これからも分かるように、将来の小学校、中学校、高校受験を見越した場合、少しでも早くから知能(考える力)を高めておいて、その上で有名小学校受験のための指導が必要となります。
■知能とは何でしょう
知能に対する定義は、心理学の分野では数えきれないほどありますが
めばえ幼児英才教室では
「知能とは、憶える力・考える力である」と定義しています。
そして知能を、知能領域と知能活動とに大別しています。
・知能領域…人間か考える時に何を素材(材料)にしているかということで
情報の種類ということになります。
・知能活動…知能のはたらきのこと。
知能のはたらきは、憶えること(記憶)と考えること(思考)というように
大別できます。
◆知能領域とは何でしょう
知能領域、すなわち人間が考える時に材料にしている領域を
知能領域と言っており、それは3つあります。
〝図形〟〝記号〟〝概念〟です。
図形で考えることを 図形的思考
記号で考えることを 記号的思考
概念で考えることを 概念的思考といいます。
〈図形的思考〉
ものの形で考えることです。
ものの形とは、位置や方向、そしてその大きさ(長さ)等のことです。
具体的には
円、三角形、四角形等の平面図形
立方体、直方体、三角錐等の立体図形を図形の領域としてあげることができます。
また、粘土、積木、ブロック、折り紙、あやとり等の遊び
棒グラフ、円グラフ、列車のダイヤグラフ、幾何学、建築設計、デザイン等も
図形の領域です。
〈記号的思考〉
数や音や色などです。
具体的には、幼児が「1つ、2つ、3つ…」というように数えることもそうですし、
高等数学、物理学、化学などが記号の領域としてあげられます。
また、トランプ、ドミノ、サイコロ、数のパズル、マージャン等も記号の領域です。
他に、ものを数えるだけでなく、音がいくつ鳴ったか数えることや、色の系列を考える場合も記号の領域ということでできます。
〈概念的思考〉
言葉の意味でものを考えることです。
具体的には、幼児がものの名称を憶えたり、ものの属性を理解したりすることと
絵を見てその内容を理解したり表現したりすること、
他人の話を理解すること、お話をつくること、文章を読んだり書いたりすること
等があげられます。
また、カルタとり、しりとり、なぞなぞ遊び等も概念の領域です。
■知能活動は 「記憶」と「思考」に大別されます
〈記 憶〉
記憶は、「記銘」 「保持」 「再生」の3つに働きに分けられます。
●記 銘…憶えようとしてその場ですぐ憶えることです。
●保 持…記銘したものをいつまでも憶えていることです。
●再 生…憶えていることを思い出すことです。
以下の例が「記銘」「保持」「再生」ということです。
★その場ですぐに憶えられる。 (記銘力が高い)
けれども一晩おくと忘れてしまう。(保持力が低い)
★その場ではなかなか憶えられない。(記銘力が低い)
けれども 一度憶えたらなかなか忘れない。(保持力が高い)
★通りで知人に会って挨拶はしたけれども名前が出てこない。(再生できない)
しかし家に帰って何気なくテレビを見ていたら、思い出した。(再生した)
★年をとってど忘れがひどくなった。(再生力が弱くなった)
〈思 考〉
思考は、
「受容的思考」「表現的思考」「集中的思考」「拡散的思考」「転換的思考」の
5つに分けられます。
・受容的思考
外部の情報を正しく受け取れる能力のことです。
認知能力とか理解力ということです。
例えば、
幼児がコップの使い方を理解したりすることや
絵本を見て、その絵に何が描かれているかを理解することです。
数を「1つ、2つ、3つ…」と数えられること
三角形と四角形が同じでないということが、説明できないながらもわかること。
文章題の意味がわかること。(文章題が解けることとは違います。)
などがあげることができます。
・表現的思考
内部の情報(自分でわかっていること)を的確に表現する能力の事です。
「うちの子は、わかっているけれども上手に表現できない」ということがあります。
もちろん大人にもあります。
例えば、
知人に駅から自分の家までの道筋を電話でたずねられた場合、
自分は当然駅から自分の家まで歩いてけることができるわけなのに(道筋はわかっている)、それがうまく説明できないことがあります。
また、何か説明を求められたりした時に、
わかっているけれども自分の真意が相手に伝えられないことがあります。
上手にいい表せるか否か、この力のことを表現的思考力といいます。
・集中的思考
二つ以上の事柄(情報・条件)から一つの結論を導き出す能力のことです。
論理的思考力とか推理力といわれるものです。
つまり、筋道をおって考えていくことです。
例えば「A=B」「B=C」「C=D」という三つの情報から
ゆえに「A=D」であるという一つの結論を導き出すことができます。
これを図解すると下図のようになります。
三つの情報から一つの結論に矢印が集中しています。
こんなところから集中的思考といいます。
よく間違えられるものに「集中力」という言葉があります。
これは知能の活動ではなく、思考意欲や持続力と同じように、
その人 個人の問題解決への態度の一つです。
ある問題を解くために「集中力」を発揮することと
「集中的思考」で解くこととは別の側面になります。
ただし、「集中力」を発揮すれば、今まで解けなかった問題が
解けるようになることは当然と考えられます。
・拡散的思考
一つの事柄(情報・条件)から いろいろな方面に思いめぐらす能力です。
いろいろなことを思いつく(気がつく)力、
または、思考の柔軟性といわれるものです。
図で説明すると以下のようになります。
「『あ』のつく言葉を、1分間にたくさん言ってください。」という場合。
「あ」のつく言葉という情報(条件)から
「あさ」「あき」「あし」「あと」「あめ」というように
矢印が拡散しています。
こんなところから拡散的思考といいます。
これも「注意力が拡散する(散漫になる)」というような態度の問題とは
別のことです。
・転換的思考
ある事柄を別の方面から見直す能力のことです。
ニュートンが「万有引力の法則」を考え出したのは、
りんごの木を見ていて、「りんごは上から下に落ちる」と
考えていたのを「地球とりんごが引き合った」
つまり、「落ちる」のではなく「引き合った」と
転換して考えたという話は有名です。
また、ある統計をとり、数字ばかりながめいても
なかなか結論が出ない場合、それを円グラフや棒グラフに転換して
ながめていたらすぐ結論がでるということがあります。
これは記号(数)を図形(グラフ)に転換したといいます。